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一般社団法人浦戸夢の愛ランド
- 漁業
- 塩竈市
一般社団法人浦戸夢の愛ランドとは
浦戸桂島の生活と産業を守るため漁業体験のツーリズムを企画し、交流人口の増加を図っています。また、牡蠣養殖などの仕事を通じて生計を立てられる人を増やすことで、震災後から続く急激な人口減少に歯止めをかけ、にぎやかな桂島の復活を目指します。内閣府補助事業、ソーシャルビジネスに選ばれた社会貢献度の高いお仕事です。
農林水産業みらい基金助成対象プロジェクト
このプロジェクトは、浦戸諸島の一つである桂島で、震災や高齢化により担い手が減少するカキ養殖業を存続させ、新たな後継者育成を行う取組みです。当法人は、島内の過疎化、高齢化が東日本大震災の影響で加速するなか、漁業体験ツーリズムの実施や全国のボランティアと協働した海岸整備活動などにより交流人口の増加を図るなど、島内活性化に向けた取組みをこれまで行ってきました。こうしたなか、島内の主要産業の一つである牡蠣養殖業は、震災後生産者が減少しており、島内の現役生産者や引退した元生産者など関係者と協力し、後継者の確保、育成をめざします。震災により全国の漁村に先駆けて、担い手の減少といった課題が顕在化している離島の漁村において、生業(なりわい)の持続に向け取り組むとともに、島内全体の地域活性化に繋がることが期待されています。
牡蠣養殖の後継者第一号大場さんのお話
前職は通信業界の技術者です。コストや納期優先の仕事が中心で、『いいものをつくりたい』という情熱を持て余し、脱サラを考えていたとき、『牡蠣の養殖の後継者にならないか』と誘われました。種牡蠣をとる時期は7月から8月の上旬。その短い期間の中でも、とったタイミングで牡蠣の品質が変わるんです。この判断がとても難しい。また、牡蠣が育ちやすいように牡蠣を吊るす筏の場所を変えたり、吊るし方を変えたり、様々な工夫も必要。『これでいいや』と思ったらそこでおしまいなんです。やっぱり、大自然のど真ん中で暮らしていることが幸せですね。日の出とともに起きて日が暮れたら酒を飲む。これが人間として理想の生活なんじゃないかと感じています。
名 称 | 一般社団法人浦戸夢の愛ランド |
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名称(かな) | いっぱんしゃだんほうじんうらとゆめのあいらんど |
本社所在地 | 〒9850192 宮城県塩竈市浦戸桂島字鬼ヶ浜5-17 |
電話番号 | 022-361-2454 |
業 種 | 漁業 |
事業内容 | 浦戸桂島の再生及び復興を目指す漁業全般。自然を生かしたグリーンツーリズムの企画。内閣府補助事業、ソーシャルビジネスに選ばれた社会貢献度の高いお仕事です。 |
設 立 | 2011年 |
従業員数 | 3名 |