第6回富県宮城グランプリ受賞企業

1974年の創業来より培ってきた電子デバイス事業分野の精密加工技術をコア技術とし、航空宇宙、自動車、医療機器、半導体製造装置、インフラ関連における各事業分野の部品加工を行っております。当社では、一般消費者が目にするものは造っていませんが、大手製造メーカーでの様々な製品を生産する為の自動化設備や金型等を製作し、日本製ものづくりを下支えしています。富県宮城の実現に向け、事業の発展や地域経済の活性化に対する貢献が顕著な企業や団体等を表彰する”富県宮城グランプリ”を受賞しました。

キョーユーでしか出来ないモノづくりを目指して

当社は、多彩な機械と多様な人財で、超精密微細加工から丸物2,000mmの大物切削加工までジャンル問わず対応可能です。国内同業社や海外企業との競争が激化する中で、「S（安全）、E（環境）Q（品質）D（納期）C（コスト）」を強化し、他社との差別化を図ってまいります。設計～据付設置まで一貫生産体制を強固にし、従来の部品加工から設計技術力を付加した受注形態へシフトしていきます。IoTやAIが主流となった現在を生き抜くためには、それらを活用し、工場の見える化、生産性向上に努め、機械に頼れるところは任せ、人の手が必要なところに注力し、次に繋げるための取り組みを行っております。

先輩社員の声

私はものづくりが好きで、幼い頃から職人に憧れていました。機械を動かすオペレーターになって、製造業に携わりたいと思い、この会社に2005年に就職しました。入社以来、金属を砥石で削って図面通りに仕上げる、研削工程を担当しています。高精度な部分を任されているのでやりがいがありますが、寸法によっては±1000分の1㎜の精度を求められるときもあり、難しさも感じています。後工程の部署に「きちんと平面・平行・直角ができているので、加工しやすい」と言われると励みになります。また、品質保証部から高い評価が得られるよう、努力しています。当社は航空宇宙分野にも力を入れているので、自分が関わった部品が使われている航空機やロケットが、大空を飛ぶ日が来ることを待ち望んでいます。