東北から世界へ夢を叶える

會田社長は石巻市の出身。外資系の大手IT企業で国内外の大手企業や中央官庁のビジネスに携わってきたが、2011年3月11日の東日本大震災で逼迫した故郷の経済状況、就職難を目の当たりにし宮城での起業を決意。地元に根を張り、地元に貢献できる。そして、安心して働ける会社を・・・と、2013年6月石巻市に立ち上げたのが「株式会社イメージア・ソリューション」。現在会長を務める宮崎正俊東北大学名誉教授(情報科学・工学博士)との出会いは、會田社長の熱い思いに起因する。宮崎会長は、IT黎明期からの研究者で、専門はソフトウェアエンジニア リング。東北で初めてインターネッ ト通信の実験を手がけたり、岩手県立大学(ソフトウエア情報学部)立ち上げにも貢献。宮崎会長、會田社長のツートップ、そして役員、幹部、社員一丸となり「東北から世界へ」を目指している。

ソフトバンク・テクノロジー株式会社と業務提携

当社は、仙台地元に根付いた人材を雇用し更なるビジネス拡大を図り社会貢献を実現するために、2016年10月3日に「仙台テクノロジーセンター(ニアショア拠点)」を開設し、仙台市に立地表明書を提出した。2016年11月29日、ソフトバンク・テクノロジー株式会社(SBT)は、株式会社イメージア・ソリューション(IMS)との業務提携を発表。翌12月にSBT社は、SBT社の開発拠点を仙台市に開設することを発表。仙台市に立地表明書を提出した。「仙台テクノロジーセンター」開設の主な目的は、①宮城県内、仙台市内からIT技術者の雇用拡大と地元への社会貢献を図る　②SBT社との業務提携により首都圏の開発案件を誘導し安定した経営基盤を確立する　③地元ITパートナー社との連携で互いの技術力を磨く　④そして仙台の地から世界に発信できるソリューションを創造していく。

仙台オフィスは仕事と通勤に恵まれた立地

2018年11月に本社機能を石巻市から仙台市に移転。移転の背景としてはビジネスエリアが仙台市そして東京圏に拡充していることに起因。当社は、6つの事業領域(Solution With Strengths)を中心にビジネスを展開しているが、GISエンジンの開発、L2SWのソフトによる制御、DCインフラの設計・構築等、様々な開発案件に携わっている。更に高度で最新の技術を駆使した開発案件を実施するために、そして技術者を雇用しやすい仙台市に本社を移転。本社オフィスは、東北の中心地、仙台市青葉区一番町の青葉通りに面したオフィス街。近隣には地元地銀の本店や老舗百貨店がある。本社が入居する仙台興和ビルはバス停青葉通駅の前にあり、地下鉄青葉通り一番町駅からも徒歩2分と通勤に恵まれた立地。

「自己成長の実現」を発表テーマに毎年開催

毎年、「自己成長の実現」をテーマに若手・中堅の技術者を集めてプレゼンの場を設けている。お客様そして会社に顕著に貢献した社員には功績を称え「社長賞」を授与している。一人ひとりがどのような技術力を持って仕事に従事しているのか、また最新の技術力を身に付けているのか等々、一年間を通じて「自己成長の実現」をプレゼンする機会を設けている。因みに、上記写真は、SBT社の取締役CSOを招いて合同ミーティングの様子。

合同ミーティング後の交流会

合同ミーティングは、重苦しい雰囲気が漂う・・・からはかけ離れている。笑いあり、涙あり?のミーティングとなる。とは言っても発表者は緊張もするだろう・・・・。宮崎会長からの総評後は全員入り乱れての酒宴となる(酒に飲まれる社員は皆無)。発表者から更に深い話を聞き出す社員もいる。真に楽しい時間を過ごすことができる。これがイメージア・ソリューションの文化である。一人ひとりの個性を互いが認め合い、培ってきた互いのキャリアを大切にする。それがイメージア・ソリューションの強みの一つになっている。

社員間そして社員と役員・幹部間との交流の場を大切に

全社員が色々な場所で仕事に従事している中で、社員間そして社員と役員･幹部間との「交流の場」を大切にしている。その一つが毎月開催される『大安会』である。社員が持ち回りで幹事役となって嗜好にあった好みの飲食店を選び交流会を開催している。会費の一部は会社が補填している。日頃ゆっくり話が出来ない、他部門との接点が薄れている等々を解消し、先輩・後輩が膝を交えて楽しく歓談している。出席は自由、都合で参加できなくても次の大安会に気楽に参加できる。