建造途中の船舶

建造過程において船舶の形が出来上がっていく姿を目の当たりにすることは、この仕事に従事する者だけに与えられた醍醐味です。完成し、進水式を迎えた時の達成感、喜びは何ものにも換えることができません。

広大な造船工場

石巻工業港にある7万余坪の弊社工場は東北トップクラスの造船・修理工場です。大正9年の創業以来培ってきた技術と経験により、建造実績は貨物船、客船・フェリー、官公庁船（漁業実習船、調査船等）、各種漁船等多種多様にわたり、その数は1､000隻を超え各方面で活躍しています。顧客は国内のみならず世界各国にわたり、グローバルな視点を欠かすことはできません。現在は、船舶にとどまらず陸上部門として橋梁、ダムゲート、鋼製桟橋等の社会インフラの建造においても多くの実績を上げています。

弊社では工場見学を受け入れていますので、是非一度工場の実態をご覧頂き、造船業の現場を肌で感じて頂きたいと思います。

東北の地から造船技術を活かし、日本の漁業・海運を支え、確かな品質で大型の鋼構造物を提供する

創業百年を超え受け継がれ続けてきた確かな技術力をもって、漁業や海運等の発展に寄与するとともに、造船技術と設備を最大限に生かし、様々な大型鋼構造物を提供し続けることが私たちの使命です。

船の製造・修繕の技術を生かし、鉄構事業を拡大中！

ヤマニシは経営方針に「常に改善、常に前進」を掲げ、鋼構造物の加工・修理のスペシャリスト集団としての自覚を胸に、年間約100隻の様々な用途の船舶を修理し世界の海に送り出しています。また、鉄構事業は、船舶の船体製造、橋梁の製作など多種多様な鋼構造物の製作に対応しております。

【仕事紹介】
〇船舶の修繕施工管理業務：船は車の車検と同じく、定期的に検査を受けなければなりません。1週間から1カ月程度、検査や修繕を行うため造船所へ入港します。その際の工事見積の作成、工程管理、業者への施工指示、資機材の手配、船主側の工事監督との打合せ等を行う業務となります。

〇鋼構造物製作工事の施工管理業務：当社は大型のクレーン、岸壁、広大な敷地などの造船設備を生かし、大型の鋼構造物の製作に対応できる会社として様々な製作物にチャレンジしております。その製作物の工程管理や見積作成、施工指示、検査、監督員との打ち合わせなどを行う業務となります。建設会社の施工管理業務とは違い、主に社内での製作品の施工管理になりますので、長期間の出張は無く、現場納入、設置の際の短期間の出張となります。

〇現場作業員（鍛冶工、溶接工）の業務：工場内での鋼構造物製作にかかわる、加工・組立・溶接作業となります。納品の際、現場取付作業のため短期での出張もあります。