子供たちに健やかな未来を。

株式会社TBAは、何処でも、誰でも、簡単に実施できる遺伝子検査法：STH法を社会に役立てる目的で2013年7月に設立した東北大学発ベンチャーです。
弊社はこのSTH法で使用される目視判定試験紙C-PASの製造・販売を事業の柱としており、C-PASを発展途上国に広く普及させ、感染症のリスクにさらされている人々に役立ちたいと考えています。
当社のコンセプトは、「平成の支倉常長として、ここ仙台から世界を目指す」です。
https://www.t-bioarray.com/

遺伝子検査紙（核酸クロマトストリップ）”C-PAS”

C-PASとはSTH（Single-stranded　Tag　Hybridization）法によって、特別な機材や訓練がなくとも目視可能な遺伝子検査を行うための検査ツールです。
試薬を変えるだけで、多種多様の遺伝子検査に対応し、感染症診断や食品検査等を行う事ができます。
弊社は、オープンイノベーションにより、このC-PASの活用を多くの遺伝子検査キットメーカーに促し、核酸クロマト遺伝子検査のデファクトスタンダードとして、ワールドワイドに普及させ、遺伝子検査業界の「インテル」となることを目指しています。

東北大学ビジネスインキュベータ（T-Biz）入居中

弊社は現在、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する東北大学連携型起業家育成施設である東北大学ビジネスインキュベータ（T-Biz）内に入居しており、当社取締役である東北大学大学院医工学研究科 川瀬教授の研究室と共同で研究開発を行っております。
また、当該研究室とは距離も近いため行きも多く、研究室にも当社社員も数名在籍し、T-Biz側メンバーとは日々ミーティングを行っております。

DNAプリント装置”GENESHOT”

元々は日本ガイシ(株)にて開発されたDNAマイクロアレイを製造するための装置をC-PAS用に改良して使用しておりましたが、量産機用に中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業（ものづくり補助金）にて採択された補助金を活用し、日本で１台のＤＮＡプリント量産装置２号機を開発導入し、現在稼働中です。
通常の加工機械や印刷機と違い、非接触のインクジェット吐出方式のため、扱いにもコツが必要ですし、多少難しいですが、逆に使いこなした時は真のインクジェット装置技術者になった事になります。
また、付随作業としてはピペット等を使用した細かな作業も多く、その姿勢はバイオ研究者とも言えます。研究開発型のベンチャー製造業ですから、いろいろなことにチャレンジできる人を希望します。

東北大学川瀬研と打合せの様子

１回/週東北大学 川瀬研究室とミーティングを行っています。弊社はまだ小規模組織ですが開発、営業、製造の各部門間で侃々諤々と意見を言い合い、言いたい事を言えないような大企業にはない雰囲気で毎回打ち合わせを行っています。
まだまだ創立7年目のベンチャーですので、自分が会社を大きくするという気概のある人材、かついろいろな仕事にチャレンジしたいという人を求めています。近い将来、会社が大きくなった時、幹部になりたいという思いを持って戴ける方と一緒に頑張っていきたいと思っています。