本当においしいあげかまぼこをめざして

塩竈市はかまぼこの生産量が日本でもトップクラスの都市です。日本一の時期もありましたが、2011年の東日本大震災により大打撃を受けました。沿岸部を襲った津波などにより、工場に大打撃を受けた業者もいます。復興途上の現在、日本一を奪還すべく業界を挙げて努力を続けています。「本当に美味しい揚げかまぼこを目指して」を合言葉に「手作り」主体にかまぼこを製造しています。大量生産・大量消費の時代ですが、当社はあえて生産量を追わないでいます。カッターでスリミを練る大手とは違い、あえて手間暇を惜しまずに杵と石臼で練ることで、スリミが空気を抱きふんわりとした仕上がりとなります。さらに、製品を熟成させるスワリ製法では、職人が一つ一つ丁寧にふんわりとした中にも確かな食感が特徴の商品です。また「キャノーラ油」で揚げているので脂っこくならず、色鮮やかな仕上がりになっております。

少人数で和気あいあいの職場

少人数の職場ですから、みんな和気あいあいの雰囲気で仕事をしています。ただし、品質へのこだわりがありますから、製造に妥協はありません。ねり工程、手づくり等製造については、ベテランの職人が丁寧に指導します。出荷作業では10Kg程度の製品を扱いますので、ある程度の体力を要します。