きらら女川は、就労継続支援B型事業所です

就労継続支援B型とは、障害や難病のある方のうち、年齢や体力などの理由から、企業等で雇用契約を結んで働くことが困難な方が、軽作業などの就労訓練を行うことができる福祉サービスです。

■オリジナルの商品を製造・販売
【独自技術を活用した商品】
「シャキシャキの無塩生わかめ」「あぶりさんま」「さんまパン」etc
地元女川で取れた海産物をきららの独自技術を使って加工し製造販売をしています。素材の新鮮さと美味しさをそのまま楽しめる商品。
言葉で伝えることはむずかしいのですが、食べてもらえばわかります!

【独自ブレンドのお菓子】
お菓子の主力は「おからかりんとう」。きらら女川独自ブレンドの素材を使った人気商品。
かりんとうと一言で言っても素材の組み合わせは様々。
一番人気の女川名物のさんまを練り込んだ「さんまかりんとう」をはじめ、
「りんご」「おから」「ずんだ(枝豆)」から「ねぎ味噌」など商品の種類は豊富です。
最近では地元の名産品を組み合わせて欲しいと女川町以外からもコラボかりんとうの依頼が増えています。

仕事の内容

「女川名物さんまパン」や「おからかりんとう」などの製造を、障害を持った利用者さんとともにおこなっていただきます。
また、女川駅前シーパルピア内にある店舗で、パンやかりんとうの販売、調理や配膳などの作業を行っていただきます。
障害者の方への各種作業の指導のほか、日常生活における相談支援やイベントへの出店等々、仕事内容は多岐に渡ります。

事業所からのメッセージ

2010年女川町に設立した当事業所ですが、その翌年の東日本大震災による津波ですべてを失ってしまいました。

震災後しばらくは、女川町での再建の目処が立たないため、かねてより縁のあった鳥取県に事業所を移して、製造の再開を心待ちにしてくれていた全国のお客様にかりんとうの供給を再開することができました。

一方、女川では、津波の被害があった場所には規制がかかり、また平地の少ない女川の地形により事業所再建の目途が立たず 、利用者は2年あまりの間、在宅生活を余儀なくされました。
2013年、ようやく女川町にも作業所を再建することができました。2015年にはシーパルピア女川に売店と食堂を併設した店舗をオープン。メディアでも話題になった「おからかりんとう」や「女川名物さんまパン」の販売、特許技術を活用した無塩冷凍生わかめをメニューにとりいれた料理を提供しています。
今では利用者も増えて２０人以上の仲間と共に毎日忙しく作業をしています。

皆さんにお願いする業務についてですが、まずは、パンやかりんとうなどの菓子類、わかめをはじめとした水産加工品の製造、店舗での接客や調理、各種作業における利用者さんへの指導や補助などを行っていただきます。
各現場をひととおり経験していただいた上で、商品を出荷するお得意先との打ち合わせや、利用者さんの適性に応じた相談支援、それに伴う関係機関とのやりとりなども徐々にお願いしていきます。
きらら女川は、利用者も職員もそれぞれ適性や得意なことを活かしながら、みんなで活躍できる職場を目指しています。皆さんにも、得意なことを活かしてみんなが活躍できる職場づくりに一緒に参加していただけるよう願っています。

女川町も当事業所も、まだまだ発展途上です。次の時代を担っていこうというやる気ある方のご応募をお待ちしています。