宮城県の三陸沖は暖流と寒流が交錯する【世界三大漁場の一つ】になっています。 沿岸では仙台湾という広大な砂泥域、牡鹿半島以北ではリアス式海岸や岩礁域など変化に富んだ地形に恵まれ、生産性の高い漁場が形成されており、ノリ・カキ・ワカメ・ホタテガイ・ギンザケなどの養殖業、サケ・タラ・カレイなどを対象とした刺網漁業、定置網漁業、小型底びき網漁業などの漁船漁業といった多種多様な漁業が営まれています。 これらの自然条件とともに優れた経験と技術を持つ漁業者により、宮城県は【日本トップクラス】の水揚げを誇り、日本の水産業を牽引しています。 夢のあるみやぎの海で漁師になってみませんか？

宮城県漁業就業者確保育成センターでは、漁業就業を目指す方との相談や求人情報の紹介を行っています。また、県内の多様な沿岸漁業を実際に体験し、学ぶことができる「みやぎ漁師カレッジ」長期研修・短期研修への参加の相談も受け付けています。このほか、漁業を行うために必要な資格取得に関する支援や、漁業経営体での雇用や独立を目指す方に対する就職活動支援を行っています（要相談）。

「みやぎ漁師カレッジ」には、約4か月の長期研修（9月～）、3日間の短期研修（10月，1月予定）があります。長期研修では、漁師を志す方を対象に水産業に関する座学講習や様々な沿岸漁業の現場研修（各1～2週）を行い、その後各自が希望する漁業種類で本格的に就業を前提とした専門研修を行います。小型船舶・無線等の資格講習もあります。短期研修では、海や漁師の仕事に興味のある方を対象に、座学や沿岸漁業の見学・体験を行います。また、7月と11月には「みやぎ就業支援オンラインフェア」を開催予定です。漁業就業を志す方に求人中の漁業者を紹介するほか、「みやぎ漁師カレッジ」等参加可能なプログラムについても御案内します。